2023年度、東部プロ選手会会長に就任致しました及川 珠里と申します。

副会長には、昨年度に引き続き大下修弘、近藤誉仁、新井健伊稚、今年から新たに須藤 達矢を迎えて、執行部5名で新たなスタートを切って参りたいと思います。選手会の運営を通じて、会員の選手生活の向上のため、またダンス界の発展のために、精一杯務めさせて頂きたいと思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。

プロ選手会の活動としましては、年に一度の総会、毎月の理事会の開催をはじめ、毎年８月に開催の国内最大級のダンス祭典である『ダンスEXPO』や毎年１月のダンス界のアカデミー賞授賞式とも言える『東京ボールルームダンスアカデミー』などがあげられます。

歴代の会長は会則第３条の「選手相互の親睦」の大切さについて触れていますが、コロナ禍の影響で会議がZOOM開催となり、移動時間が無くなった反面、実際集まらないので、会員同士のコミュニケーションが取りにくくなってしまいました。今一度「本会は、選手相互の親睦と選手生活の向上を図り、併せてダンス界の発展を目的とする。」という条文に立ち返る意味でも、状況に応じてリモートと併用して、実際に集まる会議やイベントを開催して交流を深めていきたいと考えております。

特に8月27日（日）開催のダンスEXPO2023は、東部連盟所属のプロ選手が一同に会する、年に一度の機会となります。当日プロフェッショナルショーに出演したり、先生と生徒様でトライアルに参加するのはもちろんですが、実行委員となってイベントの運営に関わったり、会議で話し合うことが、仲間と交流する良い機会となります。イベントへの参加を通じて、選手にはプロとして生活していくために必要な経験、新たな出会い、仲間やファンの皆様と関わり合う機会を得て頂けると幸いです。ダンス愛好家の皆様にはトライアルで踊ったり、豪華メンバーによるプロ選手のショータイムを見たり、ダンスを一日中楽しめる、盛り沢山のイベントとなっておりますので、是非ともご参加頂けましたらと思います。

先行きが不透明な状況ではありますが、会員の皆様がプロ選手として有意義な１年を送れますことを、心よりお祈り申し上げます。

またこれからプロ選手会、及びダンス界を盛り上げていくためには、ダンスを愛する全ての皆様のお力が必要です。今後とも皆様のご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。